Roland Thompson

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zshの模様替えをしました

zshの模様替えをしました

💡この記事は下の動画の受け売りです: はじめに 今年も早いもので、すでに三月。春の始まりです。 春といえば新しい生活。心機一転! 周りの環境が大きく変わる方も多いのではないでしょうか? 今年の春、私の人生に大した変化はないのですが、それでも人生にちょっと新しい風を吹かしたいな~と思うので、今回思い切って模様替えをしようと思います! ターミナル環境のね。 zshellって? シェル (shell) とは、OSとユーザーの仲介役。ターミナルを開いたときに動くプログラムがシェルです。 そのシェルにも色々あるんです。sh, bash, fish, ksh などなど…。今回は、その中のzsh というシェルの話。 zshは高いカスタマイズ性が人気です。zsh そのものの機能と豊富なプラグインでターミナル環境を自分の好きなように設定できます。 私もzshを使い始めて数年たちますが、欲しいところにちゃんと手が届く、という印象です! …とか言いつつ私は面倒くさがりなので、自分で.zshrc をイジることはしません。YouTubeやSNSなどで見つけたカッコいいタ

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Terraformを使って"AWS Lambdaとその取り巻き"を召喚しよう

Terraformを使って"AWS Lambdaとその取り巻き"を召喚しよう

はじめに 人生、いろんな「派閥」ってありますよね。私が属するITインフラ業界にも色々あります。どのクラウドを使うか、どのIDEを使うか、どのOSを使うか…枚挙に暇がありません。 インフラ(IaC)言語もその一つ。私はこの業界に足を踏み入れてから、ずっとCloudFormation派閥です。私はAWS専門だったので、AWS公式のCloudFormationで仕事が成り立ってました。 しかし最近、AzureやDatabricks関連の仕事も私に降ってくるようになりました。そうなると、AWS限定のCloudFormationでは対応できません。 そんなとき、複数のクラウドプラットフォームに対応できるTerraformという存在を耳にしました。 Terraformの練習として、AWS Lambdaとその取り巻き(ECR, IAM, Secrets Manager, CloudWatch, SQS) を召喚してみたので、この記事にまとめます。 環境構築 まずは公式マニュアルを参考にTerraformをインストールしましょう。 ターミナルからTerraformが動けば、インストー

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今年読んだ本を振り返る 2024

今年読んだ本を振り返る 2024

早いもので、今年も年の瀬。皆さん、年末いかがお過ごしでしょうか。 いきなりですが、読書歴って人の性格とマイブームを如実に写し出すものだと思うんですね。というわけで、年末というキリのいい時期に、今年読んだ本を振り返って見ようと思います。 「ああ、年初はこんなこと考えてたなぁ」 「こんな本読んでたっけ!?」 思い出にふける自分用の記事になってます。 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学 (河出文庫) 去年末、國分 功一郎先生の「暇と退屈の倫理学」を読んでから哲学にハマってました。その流れを汲んで2024年一発目の本は哲学書。「暇と退屈の倫理学」の中でニーチェに触れ、彼がカッコいいと思いニーチェ入門書を購入…みたいな理由だったと思います。 数年前、飲茶先生の著書「史上最強の哲学入門」を読み、"とにかく分かりやすいなー!"と思ったのは覚えてます。哲学の入門書といえば飲茶先生です。 この「ニーチェ入門」も、著者と一般人の対話形式なので凄く分かりやすいです。哲学書によくある難しい言い回しはないですし、ページ数も少ないので一般人でも読みやすい本になってます。 入門書なんですが、

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Keychron Q11のすゝめ

Keychron Q11のすゝめ

年がら年中パソコンに張り付いてるネット民の同志の皆様、ごきげんよう。快適なパソコンライフ送ってますか? 私はと言うと、実はとても調子がいいのです! え?なぜかって?実はこいつのおかげでしてね・・・ Keychron Q11!! このスパッと2つに割れたキーボードを使い始めてから体の調子がすこぶる良くて、 * 長年悩まされた肩痛が治った * 姿勢が良くなった * 彼女ができた * 宝くじがあたった * この前、初めてホームランを打ったの! と、いいこと三昧なんですね。 そこで今回はこのKeychron Q11を皆さんに宣伝紹介したいと思います。 私とキーボード 我々の生活にスマホが普及して久しいですが、パソコンもまだまだ現役。読者の皆様は常日頃からパソコンを使う方が多いと思います。 総務省の情報通信白書によると、パソコンの世帯保有率は70%、インターネット利用率は50%前後を推移しています。まだまだ高い水準ですね。 かく言う私もパソコンがないと生きていけない生活を送ってます。 * まず、仕事がエンジニアなので、パソコンがないと飯が食えない * 続

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LLM時代のプログラミングについて

LLM

LLM時代のプログラミングについて

ChatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)が世界を席巻してからもうすぐ二年が経とうとしています。文章執筆はもちろん、「翻訳」「情報収集」「悩み相談」「今夜の献立」「ぼくのかんがえたさいきょうのかのじょ」などなど…LLMは、その驚異的な応用性をもって、多岐にわたる分野で使われるようになりました。 僕が生計を立てている「プログラミング」界隈も、ここ二年でガラッと変化しました。LLMは、名前の大規模「言語」モデルにある通り、テキストに特化した機械学習モデルです。コードの生成なんてチョチョイのチョイです。 また、LLMの精度も急速に向上しています。OpenAIやAnthropicなどのAI会社は、まるで雨後のタケノコのようにポンポンと新作LLMを発表。現在のフラグシップであるGPT-4oやClaude3.5-Sonnetの精度は半端じゃなく、綺麗なWebアプリもモデルに要件を伝えるだけで作れちゃいます。 ぶっちゃけ、LLMの精度がこんなにも向上すると、自分でプログラミングするのが空しいと思うことがあります。「新しいプログラミング言語を今さら勉強しても、どうせLLMに勝てねぇんだから意

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